おはようございます🌞
プライバシーテック研究所編集部です。
プライバシーテック研究所での記事公開のお知らせと、12月の展示会のお知らせとなります。ぜひ最後までご一読ください!
半年かけて企業で Julia を使うための開発基盤を1から整えた話
Intel SGXの難しさとジレンマ
半年かけて企業で Julia を使うための開発基盤を1から整えた話
本日はタイトル通り、Acompany にて業務で使うプログラミング言語として Julia を導入した話です。
単に「技術的な調査をやってみました」とか「Juliaをインストールして試してみた!以上!」というものではなく普段の業務で Julia を書き下記の事柄に取り組みました:
勉強会を通し開発メンバー(主に R&D)に対し Julia の普及
暗号理論勉強会の資料・サンプルコードに Julia を使用
Python で書かれた社内資産を Julia に書き直してパフォーマンスを数十倍向上させる
R&DメンバーとのJulia/Python を用いた共同開発、テスト自動化の整備
パッケージ化させた後、社内に所属する開発者が気軽に利用できるための仕組み・開発基盤の整備
「Julia とは?」、「なぜ Julia なのか?」という素朴な疑問に触れていきましょう。そのために皆さんと文脈を共有する必要があります。
Intel SGXの難しさとジレンマ
これまで、Local Attestation(LA)やRemote Attestation(RA)を始めとしたSGXにおいて提供されている機能や、SGXが想定していた元々の利用モデルとの齟齬により発生する、SGXの秘密計算利用に伴う障壁について過去記事で説明を行いました。
特にAttestationの記事では実装にもかなり踏み込んだ解説を行ったという事もありますので、本記事ではSGXのより実装や仕様に近い部分で直面する難しさについて説明します。
また、SGXの抱える運用上の課題や、その課題の解決の難しさがために最悪のシナリオに至ってしまった実例を実践的に紹介してくれている論文である「SGX Fail」の内容を辿りながら、仕様や実装だけでなく運用面でのSGXの難しさについても掘り下げていきます。
最後に、実際にSGXの重要な処理に使用される鍵が漏洩してしまった場合の対応方法についても、漏洩シナリオ別に考察していきます。
AcompanyはILS 2023に出展します!
この度AcompanyはILS 2023にブース出展します!
ブースでは、さらに進化したAutoPrivacyのデモやユースケースなどを紹介予定です。
また、スタートアップピッチで事業開発マネージャーの橋村が登壇。多くの企業のデータ活用やプライバシー保護を支援してきた経験から、課題とソリューションについて詳しくお話しさせていただきます。
通常、本イベントの参加には有料チケットが必要ですが、限定で無料ご招待しております。
招待コードをご希望の方は、以下連絡先に「ILS招待コード希望」と件名に記載の上ご連絡ください。
■出展日時
2023年12月6日(水)-7日(木) 10:00 - 18:00
Acompanyのピッチ12月6日(水) 16:55 - 17:00
■会場
虎ノ門ヒルズ 森タワー
■URL
イベントトップ:https://ils.tokyo/
ピッチページ:https://app.ils.tokyo/summit/programs/55
#アカンクリスマスアドベントカレンダー2023やってます
プライバシーテック研究所の運営元である株式会社Acompanyでは、現在、メンバーでアドベントカレンダー(記事リレー)を行っています。
今回ご紹介したプライバシーテック研究所の記事をはじめ、代表の高橋やエンジニア、R&Dのメンバーが日々記事を更新しています。
ぜひ気になった方はご確認ください👀
【レコメンド】
人手が足りなくて困っています!😭積極募集中ポジションのご紹介
最後の最後に、今回からの新コーナー積極採用強化中ポジションのご案内です。
現在プライバシーテック研究所を運営している株式会社Acompanydでは、積極的に下記ポジションを採用強化中です。もし「少しでも気になっているよ」、「Acompanyで働いてみたい」という方は、カジュアル面談させてください🙇
以上となります!
ではでは🖐️