おはようございます🌞☕
プライバシーテック研究所編集部です。
2月第2週、今月最初の定期配信回です📬
今回は、プライバシーテック研究所での記事公開のお知らせと、Acompanyやプライバシーテック協会で今後開催するイベントについてのお知らせです。ぜひ最後までご一読ください!
ブログ更新
個人情報保護法 -委託の範囲・限界
BBS(+)署名とは
Intel SGX - MAA版DCAP-RA移行戦闘記
BGN暗号とは
プライバシーテック研究所からの重要なお知らせ
【2/28開催】「攻めと守りのデータ活用最前線!2023年のプライバシーテックニュースを振り返る」
【2/7開催】「PIAの進め方と注意すべきポイントをユースケースをもとに解説」
【大好評】「データクリーンルームサービスを徹底比較!」のアーカイブを公開
#アカンバレンタインアドベントカレンダー2024やってます
ブログ更新
個人情報保護法 -委託の範囲・限界
重要なのは分かるけど範囲が膨大で理解しきれていない箇所の多い「個人情報保護法」。
今回はその中でも「委託」に着目した記事を公開しました。
個人情報保護法上での「委託」は個人データの提供方法の1つであり、普段耳にする委託とは少し違うもののようです。
そんな「委託」について法律上認められる範囲やその限界について詳しく解説しました!
BBS(+)署名とは
近年、「今までのような中央集権的なシステムを介さずに、個人のアイデンティティ情報は個人で管理・利用する」という自己主権型アイデンティティ(Self-Sovereign Identity:SSI)の思想を実現する動きが活発になってきています。このSSIを実現する手段の一つとして「BBS(+)署名」に注目が集まっています。
BBS(+)署名とは、2004年にBoneh, Boyen, Shachamによる論文[BBS]で提示された署名方式に少し変更を加えたものです。
この記事では、そんなBBS(+)署名の処理について具体的かつ詳細に解説しています。
Intel SGX - MAA版DCAP-RA移行戦闘記
TEE方式の秘密計算を実現するIntel-SGXについての超専門的な記事を公開しました!
Intel SGXにおけるRemote Attestationの内、過去記事で紹介したEPID-RAは、主にクライアント向けマシンで動作する旧世代のSGX(よくSGX1と言及されるものです)において実行できるものです。しかし世代交代が重なり、ついにIntelによりEPID-RAの廃止が宣告されてしまいました。
この記事では、応急措置として過渡的に利用するには比較的手軽かつ十分であるDCAP-RAの実装方法として、Microsoft Azure Attestation(MAA)を利用する方式の実装ログを解説しています。
Intel-SGXにおけるEPID-RAの廃止にお困りの方、必見です!
BGN暗号とは
BGN暗号とは、演算回数にある定数回の制限があるが、加法と乗法の両方が可能なSomewhat Homomorphic Encryption(SHE)と呼ばれる種類の準同型暗号の1つです。
今回の記事ではBGN暗号で利用されている「ペアリング」とう手法について詳しく解説しています。
プライバシーテック研究所からの重要なお知らせ
プライバシーテック協会開催!【2/28開催】「攻めと守りのデータ活用最前線!2023年のプライバシーテックニュースを振り返る」
データ活用の幅が広がる一方、GDPRや個人情報保護法などのプライバシー保護強化の高まりを受け、データ活用とプライバシー保護の両立が急務となっています。
このデータ活用の攻めと守りを実現する手段の一つに、プライバシーテックがあります。最近では、デジタル庁のテクノロジーロードマップにて「プライバシー向上技術」として記述されたり、個人情報保護法3年ごとの見直しヒアリングにて何度か言及され、注目を浴びています。
株式会社Acompany、EAGLYS株式会社、株式会社LayerXと、今データ活用において注目を集める「プライバシーテック」のニュースを振り返りつつ、どのようなデータ利活用のケースであればプライバシーテックが利用できるのか等を議論します。ファシリテーターは、LINEヤフー株式会社プライバシー&トラストチーム リーダーであり、プライバシーテック協会のアドバイザーも務める竹之内隆夫が務めます。
イベント概要
イベント名:「攻めと守りのデータ活用最前線!2023年のプライバシーテックニュースを振り返る」
日時:2月28日(水)19:00 - 21:00
場所:オンライン
参加費:無料
参加方法:イベントフォームよりお申し込みください
Acompany開催!【2/7開催】「PIAの進め方と注意すべきポイントをユースケースをもとに解説」
2月7日(水)、弁護士が登壇しPIA(プライバシー影響評価)を解説するオンラインイベント「PIAの進め方と注意すべきポイントをユースケースをもとに解説」を開催します。
今回のウェビナーでは、実際にPIAを行う宇根弁護士が、PIAとは何か、ユースケースに基づいたPIAの進め方、そして注意すべきポイントをご紹介。ユースケースに基づいたPIAの進め方では、ユースケースの紹介、データリストの作成、データフローの作成、リスクの特定・評価・対応に分けて具体的にご説明します。
開催概要
イベント名:「【弁護士が登壇】PIAの進め方と注意すべきポイントをユースケースをもとに解説」
日時:2月7日(木)17:00-18:00
場所:オンライン(Zoom)
参加費:無料
参加方法:イベントフォームよりお申し込みください
Acompany開催!【大好評】「データクリーンルームサービスを徹底比較!」のアーカイブを公開
1月25日(木)に開催したウェビナー「データクリーンルームサービスを徹底比較!〜最新事例とサービスの特徴を紹介〜」のイベントアーカイブ動画を公開しました。
Acompany取締役COO佐藤礼司が登壇し、各データクリーンルーム(Data Clean Room:DCR)サービスの特徴や事例、データクリーンルーム導入における課題と、解決策をわかりやすくご紹介したウェビナーで、多くの方にご参加いただきました!
今回、そんな大好評だったイベントのアーカイブ動画を公開しました。
ぜひご覧ください!
#アカンバレンタインアドベントカレンダー2024やってます
プライバシーテック研究所の運営元であるAcompanyでは、大好評により、クリスマスから延長して、メンバーでアドベントカレンダー(記事リレー)を行っています!
期間は1/9〜2/14までの26日間毎日更新、本日までに11本の記事が公開されています
今回ご紹介したプライバシーテック研究所の記事をはじめ、代表の高橋やエンジニア、R&Dのメンバーが記事を更新していきます。
おすすめ記事名大発ベンチャーAcompany、電車アナウンス広告はじめました!
「#部活_ガジェット部」紹介〜2023年買ってよかったイヤホン・ガジェット・アイテム
エンプラSaaSにおける「プロフェッショナルサービス」の重要性とその理由
昨年公開済みの記事もぜひ読んでみてください👀
一緒にプライバシーテック業界を創り上げていきませんか!?
最後の最後に、採用強化中ポジションのご案内です。
現在プライバシーテック研究所を運営している株式会社Acompanyでは、積極的に下記ポジションを採用強化中です。もし「少しでも気になっている」、「Acompanyで働いてみたい」という方は、カジュアル面談で気軽にお話してみませんか🙇
今回のメルマガ配信は以上となります!
今週もがんばっていきましょう💪
それでは〜!