【プライバシーテックの現在地について最新情報をキャッチアップ!】DSA主催「プライバシー保護技術が実現する安心・安全なデータ連携」イベントのご案内
おはようございます。
プライバシーテック研究所編集部です。
今回は、3月18日(月)13:00-18:30開催、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)主催イベント「プライバシー保護技術が実現する安心・安全なデータ連携」のご案内となります。
本イベントには、Acompanyが正会員として参画するプライバシーテック協会が協力しております。
「プライバシー保護技術が実現する安心・安全なデータ連携」は、プライバシーテック(イベント内ではプライバシー保護技術、PETs)に関する最先端の情報をキャッチアップできるイベントです。
「Google が取り組むプライバシー技術と今後の展望」や、「プライバシー保護連合学習と社会課題への適用事例」、「連合学習+秘密計算によるプライバシー保護データ活用」などのテーマでセッションが開催されます。
登壇者は、グーグル合同会社アジア太平洋地域 日本/韓国 プライバシーリード 川本 暁彦氏や、国立研究開発法人情報通信研究機構 執行役 サイバーセキュリティ研究所 研究所長 盛合 志帆氏、一般財団法人情報法制研究所 理事長 新潟大学大学院 現代社会文化研究科・法学部 教授 鈴木 正朝氏などと大変豪華となっております。
ぜひお時間がある方はご参加ください。
〈開催概要〉
開催形式:参加無料、オンライン (Zoomウェビナー)
日程:2024年3月18日(月) 13:00-18:30 予定
主催:一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)
後援:一般財団法人 情報法制研究所、一般社団法人 日本経済団体連合会、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)など
協力:プライバシーテック協会、株式会社日本総合研究所
講演内容・参加方法:https://data-society-alliance.org/lecture-event/12374/
〈開催趣旨〉
AIの進展に伴いデータが競争優位性の源泉となり、データ活用はいまや経営課題の一つです。特に、多様な主体による価値の創造が日本型の協創DXに不可欠であり、企業を含めあらゆるステークホルダーによるデータ連携が各分野において欠かせません。
他方、プライバシー侵害の恐れや企業のデータ囲い込み意識などによりデータ連携が進んでいない状況です。そこで、データの安心・安全な連携を実現する切り札として、**「プライバシー保護技術」**が注目されています。プライバシー保護技術(※)は、PETs(Privacy Enhancing Technologies)とも呼ばれ、例えばパーソナルデータや企業秘密などの機微データを秘匿しながら安全に処理し、処理結果だけを共有することが出来る技術です。この技術によって、パーソナルデータの安心・安全な活用や、複数の企業や団体等によるデータ連携が促進されるため、新たな共創価値や社会価値の創造が期待されます。
本イベントは、DSAが2022年に開催した国内初の秘密計算技術の総合的なイベントを踏まえプライバシー保護技術の概要、最新の技術開発動向や事業適用の動向、関係法制度などを紹介します。さらには産官学民の様々な有識者をお招きしたディスカッションを行います。
プライバシー保護技術がもたらす変革は技術領域に留まりません。これまで困難だった価値創出や課題解決へ向け、組織間での安心・安全なデータ連携が行われる「データ社会」の近未来像とその課題を共有するイベントですので、様々な立場の方にご参加頂ければ幸いです。
(※プライバシー保護技術は、PETsの他にも、Privacy Tech、Privacy-Enhancing Computation、Privacy Preserving Machine Learningなどとも呼ばれ、データ合成を含む様々な技術が存在します。本イベントでは、注目されている秘密計算(Multi-Party Computation、Trusted Exection Environemt)、連合学習、差分プライバシーなどを主な対象としています)
それでは🖐️