【第45号】Acompany ニュースレター 9/27配信
Acompany ニュースレター 第45号
こんにちは。Acompany ニュースレターを毎週配信しております、赤尾です。
今週のニュースのダイジェストをお伝えします。
暗号通貨のスタートアップ、シリーズAの資金で1000万ドルを調達
ロシアの実用射撃連盟、ブロックチェーンを利用した1000人超のオンライン投票を実施
また、ニュースレター巻末に秘密計算.jp第3回についてのお知らせを記載しております。
それでは、今週のAcompany ニュースレターをご覧ください。
暗号通貨のスタートアップ、シリーズAの資金で1000万ドルを調達
暗号通貨のスタートアップであるFloatingPoint Group(米・ニュージャージー州)は、シリーズAのラウンドにて1000万ドル(約11億円)の調達を達成しました。
Floating Point Groupは、MIT発のスタートアップ企業であり、バックエンドの操作を簡素化することで、投資家が新しい暗号通貨投資戦略を開発できるようにサポートしています。
また、同社の暗号通貨のプラットフォームにはMPCが用いられており、セキュリティを確保しながら暗号通貨を取引することができます。
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ロシアの実用射撃連盟、ブロックチェーンを利用した1000人超のオンライン投票を実施
ロシアの実用射撃連盟は、ブロックチェーンネットワークを提供するWaves Enterprise(ロシア)のブロックチェーンサービスを使用して、1000人を超える参加者による大規模なオンライン投票を実施しました。
この投票は、ブロックチェーン投票の可能性を示すプロジェクトとして、ロシア実用射撃連盟がロシア選手権やロシアカップの決勝などのスポーツ大会の会場を評価するために行ったものです。
すべての情報はハッシュ化(データを英数字の羅列に暗号化)され、ハッシュの合計はブロックチェーンで公開されるため、元のデータを変更することはできません。さらに、投票データはMPCを用いて暗号化されるため、第三者の不正な介入や、投票の改ざんなどを防ぐことができます。
そして今後、MPCを利用したブロックチェーンシステムによるオンライン投票が活用されると考えられます。
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https://www.if24.ru/sportivnaya-federatsiya-ispolzuet-blokchejn-golosovanie/
お知らせ
秘密計算.jp第3回
弊社Acompanyが主催し、EAGLYSが共同運営する、秘密計算についての定期イベント「秘密計算.jp」の第3回の開催が決定しました。
第3回は、10月6日(水)18:00〜20:00にオンラインでの開催を想定しています。
今回は、秘密計算・秘匿計算の社会実装に向けてプロダクトを開発するエンジニアとして、LayerXのリードエンジニアである恩田 壮恭 氏、EAGLYSリサーチエンジニアの三原 健太郎 氏とAcompany CTOの近藤 岳晴 氏が登壇し、秘密計算・秘匿計算の事業化の裏話についてお話を伺います。
現在は、コンソーシアムの参加メンバーのみ申し込みが可能です。
また、秘密計算コンソーシアムはこちらから申し込みができます。