【第42号】Acompany ニュースレター 8/30配信

Acompany ニュースレター 第42号

こんにちは。Acompany ニュースレターを毎週配信しております、赤尾です。

今週のニュースのダイジェストをお伝えします。

  • MPCウォレットが約110億円のハッキング被害

  • Acompany主催の秘密計算.jp、第2回の一般申し込みが開始

また、今週紹介するAcompany Blog記事は「秘密計算はなぜ安全なの?具体例を使って分かりやすく解説!」です。

それでは、今週のAcompany ニュースレターをご覧ください。

MPCウォレットが約110億円のハッキング被害

暗号資産取引サービスを行うLiquid社は、親会社であるQUOINE(日本)のシンガポール現地法人・QUOINE PTEが利用する、暗号資産の入出庫管理用のMPCウォレットが、被害額・約1億ドル(110億円)のハッキング被害に遭ったことを明らかにしました。

そして、暗号通貨取引所FTX社から約1.2億ドル(132億円)の資金調達を受けたことを発表しました。

今回被害を受けたのは、MPCを用いてオンライン上で暗号資産を保管する「MPCウォレット」であり、全ての顧客の暗号資産を保管してる「コールドウォレット(オフラインでの保管)」には全く影響がないとLiquid社は述べています。

現在ハッキングの原因を調査中ですが、昨年11月に同取引所のシステムがハッキングされ、セキュリティ設定に関するデータが盗まれたことと関連している可能性があると考えられています。

↓本ニュース記事はこちら

https://www.coindeskjapan.com/120119/

秘密計算.jp第2回、一般申し込み開始

先週お知らせした、弊社Acompanyが主催する秘密計算コンソーシアムが開催する、秘密計算やプライバシーテックに関するイベント「秘密計算.jp」第2回の一般申し込みが開始しました。

第2回は、「プライバシー保護データマイニング(PPDM)と法制度」というテーマで行います。

個人情報保護に関する法制度と技術面の両方に造詣の深い、弁護士の板倉陽一郎先生にメインスピーカー・パネリストとして登壇していただきます。板倉先生には法制度における秘密計算技術の現状や、今後の展望についてお話をお伺いします。

またパネリストとして、板倉先生と同じくプライバシー関連の法制度に詳しい弊社顧問弁護士の渡邊涼介先生、EAGLYS代表の今林氏と弊社代表の高橋が登壇し、トークセッションを行います。

下記リンクから申し込みができますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

https://techplay.jp/event/828416

また、先日開催した第1回の様子は下記をご覧ください。

https://securecomputing.jp/e12ed62fab2041bc8eb7d73f706dca5d

Acompany Blog記事紹介

秘密計算はなぜ安全なの?具体例を使って分かりやすく解説!

秘密計算は暗号化状態でデータの分析や計算を行う技術であり、安全に、データ活用・プライバシー保護を両立することができる技術として注目されています。

では、秘密計算はなぜ安全なのでしょうか。また、どのように安全性を担保しているのでしょうか。

秘密計算にはいくつか手法がありますが、MPC+秘密分散法では、暗号化したデータを断片(シェア)化し情報を無意味化した上で複数のサーバーに分割して管理します。そして、データの分析や機械学習を行う際は、サーバー間で通信を行いながら同じ計算を同時に行い、結果の断片を全て集めて復号します。

複数のサーバーに暗号化した状態で分割して管理しているので、一部の断片が流出しても、断片から元データを把握することはできません。

また、分析結果を全て揃えないと復号できないため、一部の断片が流出してもデータが漏洩することはありません。

↓本ブログ記事はこちら

https://acompany.tech/blog/why-secure-computing-is-safety