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【第32号】Acompany ニュースレター 6/14配信
Acompany ニュースレター 第32号
こんにちは。Acompany ニュースレターを毎週配信しております、赤尾です。
今週のニュースのダイジェストをお伝えします。
PlatONのサポーターであるLatticeX FoundationがxNFTプロトコルと戦略的パートナーシップを提携
暗号通貨のカストディアンであるGeminiが、サービスのセキュリティを強化するために、MPC技術の開発を行うスタートアップ企業であるShard Xの買収を発表
また、今週紹介するAcompany Blogは「コロナ禍でも大活躍!人流データとは?」です。
それでは、今週のAcompany ニュースレターをご覧ください。
PlatONのサポーターであるLatticeX FoundationはxNFTプロトコルと戦略的パートナーシップを提携
LatticeX FoundationはxNFTプロトコルと、技術コラボレーション・暗号アート・エコシステム開発の分野での戦略的パートナーシップを発表しました。
LatticeX Foundationとは、プライバシー保護計算を実現するブロックチェーンネットワークPlatONの主要な管理団体で、MPCや準同型暗号の開発に取り組むPlatONを支援しています。
xNFTプロトコルは、NFT(非代替性トークン:所有証明者付きのデジタルデータ)と自動取引プロトコルの迅速なリリースに向けて取り組んでいます。。
そしてLatticeX Foundationは、PlatONが開発するMPCなどのプライバシー保護技術を用いて、資産のデジタル化を促進し、xNFTプロトコルに利益をもたらすことができると考えています。
暗号通貨取引所であるGeminiが暗号保管技術のスタートアップ企業Shard Xを買収
暗号通貨取引所およびカストディアンであるGeminiは、サービスのセキュリティを強化するために、暗号通貨カストディアン向けのテクノロジーを開発するスタートアップであるShard Xの買収を発表しました。
Geminiは300億ドル以上もの暗号資産を管理するカストディアンであり、Shard XはMPC暗号化技術の開発を行うスタートアップ企業です。
Geminiは、Shard XのMPC技術を分散型のマルチサイトキー管理や署名インフラストラクチャに統合することで、Geminiが顧客の資産を転送する速度が向上すると考えられています。
https://www.coindesk.com/gemini-acquires-crypto-custody-firm-shard-x
Acompany Blog記事紹介
コロナ禍でも大活躍!人流データとは?
Covid-19の世界的な流行により、テレビや新聞などのメディアで、人の流れを表す「人流」という言葉が使われる機会が増えました。
また、昨今では「人がいつどこに何人いたか」を表す「人流データ」というワードが大きく注目されています。
人流データとは主に、スマートフォンなどの位置情報やカメラ映像からユーザーの同意の上で取得したデータであり、マーケティングや行政サービスなどの領域でビックデータとして活用されています。
しかし、このようなデータには個人情報や、個人を識別することができる情報が含まれていることが多く、プライバシー面での安全性が懸念されています。
弊社Acompanyでは、プライバシーを保護しながらデータの活用が可能である秘密計算技術の開発を行なっています。