【第29号】Acompany ニュースレター 5/24配信

Acompany ニュースレター 第29号

こんにちは。Acompany ニュースレターを毎週配信しております、赤尾です。

先週は、本ニュースレターを配信しているAcompanyが取り組んだ実証実験についてのプレスリリースが発表されました。

今週のニュースのダイジェストをお伝えします。

  • DACとAcompanyがデジタルマーケティング領域での秘密計算を用いたプライバシー保護データ分析の実証実験に成功

  • MPCを用いたデジタルウォレットを提供するCopperが5,000万ドルの資金調達を完了

また、今週紹介するAcompany Blogの記事は、「韓国の秘密計算サービスを提供している企業を紹介!」です。

それでは、今週のAcompany ニュースレターをご覧ください。

DACとAcompanyが、秘密計算を用いたデジタルマーケティング領域でのプライバシー保護データ分析の実証実験に成功

デジタルを軸としたインターネット広告を行う、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)とMPCの社会実装を目指すAcompanyが、デジタルマーケティング領域において秘密計算を用いたプライバシー保護データ分析の実証実験を行いました。

実証実験では、Acompanyが開発する「QuickMPC」というソフトウェアを用い、DACの顧客企業が保有するデータとDACのDMP「AudienceOne®」のマーケティングデータに対して、プライバシー保護分析を実施しました。

そして、実証実験は成功し、秘密計算を用いたデータ分析は、プライバシー保護に実用的であることが明らかになりました。

デジタルマーケティング領域での秘密計算を用いた実証実験は、日本国内ではほとんど先例がないため、今後両社の共同ソリューションの開発や企業へのサービス提供によって、日本のプライバシー保護分析をリードしていくことに期待が高まります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000046917.html

Copperが5,000万ドルの資金調達を完了

MPCベースのデジタルウォレットを提供する、ロンドンが拠点であるスタートアップ企業のCooper社は、Dawn CapitalとTarget Globalが主導するシリーズBラウンドで5,000万ドル(約5.4億円)の資金調達を達成したと発表しました。

Copperは、2020年全体の調達額が7億ユーロ(約932億円)であったのに対し、2021年5月時点ですでに16億ユーロ(約2130億円)の調達を達成しています。

そして、今回調達した資金はアメリカやアジアに焦点を当て、国際的に成長するために用いられるそうです。

また、最近ではPayPalによるCurvの買収など、暗号資産への注目度が非常に高まっており、安全に管理・運用するためにMPCのような暗号化技術が用いられています。

今回の資金調達によってCopperが国際的に成長し、MPCを用いた暗号資産管理がさらに普及することが期待されます。

https://sifted.eu/articles/copper-fundraise/

Acompany Blog 記事紹介

韓国の秘密計算サービスを提供している企業を紹介!

秘密計算への注目度が世界中で高まる中、隣国である韓国でも秘密計算技術を用いたサービスを提供する企業が増えています。

本記事では韓国で秘密計算技術を活用したサービスを提供する企業と、そのサービスの概要について解説しています。

記事内で取り上げている3社の中でも、ソウル大の研究グループを前身とするスタートアップ企業であるクリプトラップ社は、今年2月に新型コロナウイルス感染者の動線確認アプリである「Pandemic Guard(コロナ動線安心アプリ)」を開発しました。

「Pandemic Guard」は準同型暗号を用いており、感染者の移動動線とユーザーの移動動線から、接触の有無を確認することができるため、従来のように感染者の動線や訪れた場所を公開する必要がありません。

今年2月に京畿道を対象にモバイルアプリがリリースされましたが、今月、仁川市も対象に加えることが決定され、近々ソウル市へ適用されるだろうと考えられています。

https://acompany.tech/blog/south-korean-secret-calculation-companies/